常にお客様の味方でありたい——株式会社わいわいアットホームが目指すワンストップ不動産サービス

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スーツ姿の不動産営業マンが店舗前で笑顔を見せるポートレート写真。店舗の窓には物件情報が掲示されており、信頼感のある雰囲気が伝わる。
株式会社わいわいアットホーム 代表取締役・松田博行さん
スーツ姿の不動産営業マンが店舗前で笑顔を見せるポートレート写真。店舗の窓には物件情報が掲示されており、信頼感のある雰囲気が伝わる。
株式会社わいわいアットホーム 代表取締役・松田博行さん

 「目指すのは『この不動産屋さんになら、大切な家を任せたい』と思ってもらえるような会社」——そう語るのは、株式会社わいわいアットホーム 代表取締役の松田博行さん。府中市で2012年10月に創業した同社が大切にしているのは、常に顧客の立場に立った誠実な対応です。業界の裏側を知るからこそ、正しい情報提供と顧客第一の姿勢を貫きたいと願う松田さんの想いを伺いました。

知識のない人が「いいカモ」にならないために

スーツ姿の男性が明るい事務所の一角で笑顔を見せながら会話する様子。テーブルには認定証や書類が並び、背景には観葉植物と大きな窓からの自然光が差し込む清潔感のあるオフィス風景。
お客様に寄り添った仕事がしたいと語る松田さん
スーツ姿の男性が明るい事務所の一角で笑顔を見せながら会話する様子。テーブルには認定証や書類が並び、背景には観葉植物と大きな窓からの自然光が差し込む清潔感のあるオフィス風景。
お客様に寄り添った仕事がしたいと語る松田さん

 松田さんが不動産業界に足を踏み入れたきっかけは、かつて別業界で経験したことが原体験だといいます。

「当時勤めていた会社の社長が『地べたを持ったら勝ちだ』という発想から、不動産を爆買いしていたんです。社長が青梅市のあたりに1億円の豪邸を買ったぞ、と豪語していたり……ただ、目利きができるようになった今考えると、それは5000万円程度の価値しかないようなものでした」

 こうした無謀な投資の影響もあってか、当時の会社は資金繰りに行き詰まり倒産。この経験から松田さんは、不動産知識がない人は騙されるいいカモになってしまうという恐ろしさを学びます。

「不動産で失敗すると、人生がとんでもないことになる。だからこそ、私がお客様に教える側になろうと思いました」

仲介業界での厳しい経験

スーツ姿の男性が明るい不動産オフィスでパンフレットを見ながら説明する様子。テーブルには地図や資料が並び、背景には観葉植物やインテリアが配置されている。
厳しい下積み時代を経て今がある
スーツ姿の男性が明るい不動産オフィスでパンフレットを見ながら説明する様子。テーブルには地図や資料が並び、背景には観葉植物やインテリアが配置されている。
厳しい下積み時代を経て今がある

 異業種からのチャレンジとして、不動産業界に入ったものの、決して順風満帆なスタートではありませんでした。当時身を寄せた大手賃貸会社は、テレビCMの流れるような有名どころでありながら、内情はパワハラが横行していたといいます。

「上司が怒鳴るだけでなく、部下を殴ったり蹴ったりは日常茶飯事。成績が悪いと、裏で呼び出されて詰められたりもよくありました」

 営業にとっては、申し込みを取ることが絶対の前提。できないと厳しく責められる環境だったからこそ、中には架空の申込書を偽造する営業まで出る始末。年間契約数全国1位という華々しい成果が出せるようになった後も、転職するべきか、悩みは尽きませんでした。

「この会社で店長になったとしても、あんなことをしなきゃいけない側に回るだけ。『自分の給料が上がったとしても、本当にそれでいいのか?』としばらく悩みました」

スーツ姿の不動産営業マンがオフィスで電話をしながら地図を確認している様子。デスクには物件資料や路線図が広がり、背後には証明書やパンフレット棚が並んでいる。
寄せられるちょっとした相談事も嬉しいという
スーツ姿の不動産営業マンがオフィスで電話をしながら地図を確認している様子。デスクには物件資料や路線図が広がり、背後には証明書やパンフレット棚が並んでいる。
寄せられるちょっとした相談事も嬉しいという

 松田さんは葛藤の末、別会社への転職を選びます。今度は不動産売買の領域へ移ったものの、新たな職場でも苦労は続きました。

「相変わらず、数字を取れない人はバカにされる文化は変わりませんでした。僕には当時、売買の知識がなかったので、わからないことがあったときに教えてもらえないのは致命傷になってしまう。だからこそ、どんなに理不尽なことも従うフリをしなければなりませんでした」

 自分の知識が足りないことで、お客様に迷惑をかけてしまうことが辛かったという松田さん。それでも「困っている人を助けたい」という信念と、「一度始めたことをやめるのは逃げること、負けることだ」という思いから、決して諦めることはしませんでした。

ゼロからのスタート、諦めない姿勢

 松田さんが株式会社わいわいアットホームを設立したのは2012年のことです。独立時のお客様数はゼロ。その後も8ヶ月の間、顧客も給料もゼロが続きました。

 既存のコネクションもなく、顧客もいない中で、松田さんがまず行ったのは宅建協会のお手伝いです。周囲へ「なんでもやります!」と声をかけ続け、行事などに積極的に協力するうちに、少しずつ人脈が広がるようになったといいます。

「9ヶ月目で契約がまとめて3件あり、今までの未払い分を全部回収できました。その後も浮き沈みは続きましたが、そのうち徐々にお客様が来てくれるようになりました」

テレビ東京「WBS(ワールドビジネスサテライト)」の特集映像。スーツ姿の男性2人が不動産関連の資料を前に会議中で、「囲い込み」に関する業界の闇を追及する場面。
ワールドビジネスサテライト(WBS)│不動産業界の暗部 独自取材より画像引用
テレビ東京「WBS(ワールドビジネスサテライト)」の特集映像。スーツ姿の男性2人が不動産関連の資料を前に会議中で、「囲い込み」に関する業界の闇を追及する場面。
ワールドビジネスサテライト(WBS)│不動産業界の暗部 独自取材より画像引用

 テレビ番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」に取り上げられられたのも、松田さんにとっては大きな契機でした。テレビ番組で不動産について語る松田さんの姿が全国区で流れたことで、府中市内における認知度はなおいっそう上がったといいます。

「僕は昔から、間違ったことをそのままにしておくのが嫌いなタイプなんです。正しいことを大きな声で言い続けているから、大手にはたぶんすごく嫌われていると思います。でも、それでいい。騙されるお客様は1人でも少ない方がいいですから

 松田さんはブログでも常に本音を書き続け、現在では2700記事以上を公開。それを見たテレビ局のスタッフが取材に来てくれたり、YouTubeを見て売却を任せてくれるお客様もいるそうです。

不動産に関わるすべての相談を解決できる存在に

 誠意のない不動産業者、そして、知識の少ない営業の多さを、常日頃から松田さんは訴えています。

 よくある例でいえば、賃料収入のわりに物件価格が高すぎる、いわゆる採算の合わない投資用不動産を買わせるケース。営業トークでは「将来のための資産になる」や「所有期間中、修繕費などはほとんどかからない」などと甘いことをいうものの、いざ購入後に蓋を開けてみれば、経年による多額の大規模修繕費などは避けられない。

「買う人は情報に疎いので『みんなやってますよ』と言われると、そのまま信じて買ってしまいます。『将来の年金代わりになりますよ』と言われて始めるけれど、時が経てば家賃も下がるし、修繕費用もかかるようになる。20年もすれば家も痛むから、またお金をかけて修繕して……と、どんどん赤字が嵩んでいくわけです」

 結局、35年近くかけてローンを払い終わった頃には、雀の涙程度の利益しか出ないことも。「将来の年金代わり」とするには、あまりに微々たる金額です。

「35年間、ちょっとした贅沢を我慢して、節約の日々を過ごして、それだけの儲けしか出ないなんて、『それってあなたの人生にとって本当にプラスになったんですか?』と問いたいのです。そういうことを平気でしている不動産会社が少なくないからこそ、私は業界の常識と戦いたいんです

スーツ姿の男性がガラス張りの明るいオフィスで冊子を広げながらペンを手に持ち、楽しそうに説明している様子。テーブルには認定証や案内資料が並び、背景には観葉植物とプリンターが置かれた落ち着いた室内空間。
正しいことを当たり前に伝えていく姿勢
スーツ姿の男性がガラス張りの明るいオフィスで冊子を広げながらペンを手に持ち、楽しそうに説明している様子。テーブルには認定証や案内資料が並び、背景には観葉植物とプリンターが置かれた落ち着いた室内空間。
正しいことを当たり前に伝えていく姿勢

 こうした状況下で、松田さんは今後の目標を「まずは府中で一番の会社を目指すこと」だと語ります。

「府中に根づいて、不動産に関わる相談事を全部解決できるプロフェッショナルチームで皆さんの悩みを解決したい。売買から不動産相続まで、すべてを丸ごと安心して任せてもらえるようになりたいですね。今よりもさらに専門性が高く志も高い、そんな会社をたくさんの仲間と作ることが、私の課題です」

「騙すよりも騙される方がまし」という信念

騙すくらいなら騙される方がいい。騙されたとしても、自分が相手を許せればいい。それが自分の根底にあるんです」と語る松田さん。この信念を持ち続けてきたからこそ、顧客からの信頼も少しずつ積み重なってきたのでしょう。

 お客様の大切なご自宅を守るため、わいわいアットホームでは、士業連携によるワンストップ不動産サービスの提供を行っています。不動産取引にまつわる相続・税金・法的な手続きといった複雑な問題も、同社を窓口に一貫して任せられることが強みなのだと松田さんは話してくれました。

 ただひたすらに、「この不動産屋さんなら信用できる、大切なおうちを任せたい」と思ってもらえる会社を目指す——その誠実な姿勢が、地域に根付いた不動産会社「わいわいアットホーム」の大きな強みとなっています。

「株式会社わいわいアットホーム」の店舗前に立つスーツ姿の男性スタッフ。不動産売買・仲介を専門とする公認不動産コンサルティングマスターのいる信頼のお店。
お客さまとの信用をコツコツと積み重ねていく
「株式会社わいわいアットホーム」の店舗前に立つスーツ姿の男性スタッフ。不動産売買・仲介を専門とする公認不動産コンサルティングマスターのいる信頼のお店。
お客さまとの信用をコツコツと積み重ねていく
今回取材したのは…
東京都府中市にある不動産会社「株式会社わいわいアットホーム」の店舗外観。看板には「公認 不動産コンサルティングマスターがいるお店」と記載され、窓ガラスには物件情報が多数掲示されている。

株式会社わいわいアットホーム
WEBサイト

【TEL】042-319-8622
【店舗住所】
〒183-0055 東京都府中市府中町1-12-10
(ご連絡の際は「府中で暮らそう!」を見たとお伝えください)

【営業時間】
10:00~18:00(時間外対応可)

【定休日】
水曜日・祝日

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この記事を書いた人

関口裕美のアバター 関口裕美 ㈱フォートリー 代表取締役

ライター。または広告をはじめとしたクリエイティブ制作事業および採用コンサルティング事業を営む株式会社フォートリー代表取締役。好きな食べ物はイギリス菓子といちごと「爺ヤンのブルーベリー畑」さんの採れ立てブルーベリー。
プライベートは1児の母。結婚を機に府中へ移り住み、季節毎にけやき並木で行われる恒例行事やイベントを家族で楽しんでいる。