それは、2024年11月16日(土)のこと。この日はお隣の府中市郷土の森博物館で「でんしゃであそぼう!武蔵府中鉄道模型博2024」が行われていたため、4歳の息子と遊びに行っていました。その帰り道、ふと郷土の森観光物産館に立ち寄ってみたところ……思わず目を引く珍妙なガチャガチャを発見!
その名も「むさし府中キーホルダー コレクション」。これがただのカプセルトイではなく、府中の魅力がぎゅっと詰まったアイテムだったんです。今回は、このガチャガチャを実際に回してきたのでレポートします!
むさし府中キーホルダーって?
尾恥ずかしながら、私はここで「むさし府中キーホルダー」なるものの存在を初めて知ったため、早速調べてみることに。
いわく「むさし府中キーホルダー コレクション」とは、2023年6月1日から販売されているカプセルトイだそう。府中市民にとってはおなじみの「ふちゅこま」や「古都見(ことみ)ちゃん」といったキャラクターたちから、地元の特産品をモチーフにした珍しいデザインまで、アイデアの詰まった可愛いアクリルキーホルダーがガチャガチャで手に入る、という企画グッズのようです。
絵柄は全15種類で、1回200円で回せます。絵柄の種類は以下の通りです。
【「むさし府中キーホルダー コレクション」絵柄一覧】
・ふちゅこま(府中市)
・古都見ちゃん(府中観光協会)
・フーちゃん (府中市商店街連合会)
・ひるる(くるる)
・リップル (ボートレース多摩川)
・ちゅう太(府中市コミュニティバス ちゅうバス)
・府中市 電気自動車(ラッピングEVカー)
・TOKYO 府中アイス
・HOTEL 松本屋 1725
・國府鶴(野口酒造)
・鮎もなか(亀田屋)
・武蔵野日誌、栗まつり(青木屋)
・武蔵国府ロール (モナムール清風堂)
・古代光景 (国史跡 武蔵府中熊野神社古墳)
※順不同
さらには、このカプセルと胃が購入できるのは、今のところ以下の2か所だけ! このちょっとしたレア感が、無性にコレクターの心をくすぐってきます。
さらには、別シリーズとして「むさし府中アクリルスタンド コレクション」も展開中! こちらも全15種で、カプセルトイとして販売されています。しかも小憎らしいことに、絵柄のラインナップがキーホルダーとはちょっと違う! こちらの絵柄も捨てがたいですが、すべてを集めて並べたら愉快なインテリアになりそう。
【「むさし府中アクリルスタンド コレクション」絵柄一覧】
・ふちゅこま(府中市)
・古都見ちゃん(府中観光協会)
・フーちゃん(府中市商店街連合会)
・ムサシカメ丸(ふるさと府中歴史館)
・けやっきぃ (よさこい in 府中)
・くまじい・おくまちゃん(武蔵府中熊野神社古墳保存会)
・よるる(くるる)
・ひばりん(府中市勤労者福祉振興公社)
・ピースター(ボートレース平和島)
・ウェイキー(ボートレース多摩川)
・鮎もなか(亀田屋)
・武蔵野日誌、栗まつり(青木屋)
・武蔵国府ロール (モナムール清風堂)
・古代光景 (国史跡 武蔵府中熊野神社古墳)
※順不同
ガチャガチャを回してみたら…?
「府中といっても、そこをピックアップする?」とツッコミたくなるような、あまりにユニークな絵柄が揃っていたので、これはやるしかない!…と、4歳の息子と一緒に挑戦してみることに。今回は1回分である200円を投入し、息子がガチャガチャのハンドルをくるり。
出てきたのはなんと…「武蔵国府ロール」!
こちらの武蔵国府ロールは、明治元年創業の老舗パティスリーであるモナムール清風堂さんの名物スイーツ。武蔵野国府遺跡の赤い正殿柱をイメージしたロールケーキで、紫イモのクリームと黒糖スポンジの絶妙なハーモニー、そしてフリーズドライ苺の酸味がアクセントに効いた贅沢な逸品なんです。しかし、このロールケーキがまさかキーホルダーになっているとは……! なんともシュールで笑ってしまいました。
息子もすっかり気に入ったようで、また次に来た時も回してみたくなりました。地元愛あふれるラインナップに、物好きさん&府中好きさんは集めたくなること間違いなしです。
見かけたらぜひチャレンジを!
府中市民にしかわからないディープなネタが詰まった「むさし府中キーホルダー コレクション」。話のネタにもなるし、ちょっとしたプレゼントにも喜ばれること間違いなし。郷土の森観光物産館や観光情報センターで見かけた際には、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。きっと思わぬ発見と笑いが待っていますよ!