手しごとと音楽に包まれて~「DOKIDOKI-TEN おやつLAB」に行ってきた

工作をしている子どもと大人の手元の写真。子どもが青いジャケットを着ており、大人が木製の道具に糸を通すのを手伝っている。背景にはカラフルなデザインがプリントされたテーブルクロスが見える。
カリンバ作りのワークショップも楽しみました!
工作をしている子どもと大人の手元の写真。子どもが青いジャケットを着ており、大人が木製の道具に糸を通すのを手伝っている。背景にはカラフルなデザインがプリントされたテーブルクロスが見える。
カリンバ作りのワークショップも楽しみました!

 凛とした空気が漂う12月の日曜日。4歳の息子と訪れた「DOKIDOKI-TEN おやつLAB」で過ごした、心温まるひとときをレポートします。普段からユニークな取り組みやイベント展開を行っている「とりときハウス」さんのカフェスペースが、この日もまた特別な表情を見せてくれました。

「DOKIDOKI-TEN おやつLAB」とは?

12月15日イベント告知ポスター。クリスマスツリーの背景に「12.15 SUN [11:30-16:00]」と大きく記載。イベント名は「DOKIDOKI-TEN おやつLAB」。会場は「とりときカフェ」(東京都府中市宮西町4-13-4、府中駅から徒歩7分)。雪の結晶や星のイラストが配置され、暖かく冬らしい雰囲気を演出。

 「DOKIDOKI-TEN」は、府中市内で活動するハンドメイド作家さんなどが、各作品を持ち寄って行う注目のイベント。普段は奇数月にとりときハウスさん1階にあるカフェを利用して、アートや音楽、ワークショップなどを実施しています。

 今回は「おやつLAB」として、カフェならではのおやつメニューも楽しめる贅沢な空間となっていました。

 ちなみに本イベントは、当WEBメディアでも以前イベント情報として取り上げていました。イベント詳細が知りたい方や興味がある方は、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。

関連記事:甘い香りに包まれる1日!「DOKIDOKI-TEN おやつLAB」開催

色とりどりの手しごとに魅せられて

レジ横に並ぶアート作品の数々
レジ横に並ぶアート作品の数々

 会場に一歩足を踏み入れると、そこは心躍る手しごとの世界! 木のぬくもりが伝わる雑貨や、繊細な技が光るアクセサリー、丁寧な針仕事が施された小物たちが美しく陳列されています。

生姜紅茶(はちみつ入り)600円
生姜紅茶(はちみつ入り)600円

 魅力的なハンドメイド作品を横目に、まずはおやつLABさんのメニューを注文することに。この日は特に冷え込んでいたため、なにかあたたかいものを……とメニューに目を落とします。そこで選んだのが、寒さが増すこの季節にぴったりの「生姜紅茶」でした。

 生姜紅茶は、製作者さん自ら天日干しした生姜の爽やかな香りと、はちみつの上品な甘みのハーモニーが嬉しいおいしさ。一口飲むごとに、体の芯からじんわりと温かさが広がっていきました。手作り作品を眺めながら味わう贅沢なティータイムは、普段の慌ただしさを忘れさせてくれる特別なひとときです。

音楽とものづくりで広がる想像力

室内で電子キーボードを演奏する大人と、それを見守る子どもの写真。女性が白いキーボード(Roland GO:KEYS)を弾いており、子どもはカラフルなハンドベルが置かれたテーブルに座っている。背景には本棚や植物、葉のデザインが描かれたアートが飾られている。温かい雰囲気の室内空間。
ハンドベルの演奏も体験しました
室内で電子キーボードを演奏する大人と、それを見守る子どもの写真。女性が白いキーボード(Roland GO:KEYS)を弾いており、子どもはカラフルなハンドベルが置かれたテーブルに座っている。背景には本棚や植物、葉のデザインが描かれたアートが飾られている。温かい雰囲気の室内空間。
ハンドベルの演奏も体験しました

 会場の雰囲気を一層華やかに彩ったのが、Lively Notesさんの演奏です。キーボードの物珍しさに惹かれた息子がリクエストした「アンパンマン」の曲を、即興で弾いていただき、彼は大喜び! プロの演奏者と触れ合える機会は、子どもの情操教育にとっても素晴らしい経験になったように思います。

ひとつずつ丁寧に調整してもらいます
ひとつずつ丁寧に調整してもらいます

 この日のもう一つの思い出は、ヘアピンと木の板で作る「カリンバ作り」。アフリカの伝統楽器を、自分たちの手で作り上げていく体験は新鮮そのもの。息子は真っ赤な消防車を描き込み、世界でたった一つのオリジナル楽器が完成。小さな手で奏でる音色に、母としての幸せを感じた瞬間でした。

一目ぼれしたとっておきの手しごと

 帰り際に出会ったのが、元和裁士のmii☆samaさんによる手作りのまち針です。伝統の技と現代的なセンスが融合した逸品に、思わず「これはお迎えしたい!」と一目惚れしてしまいました。繊細な玉飾りは、使う度に手仕事の丁寧さを感じさせてくれます。これで今後の裁縫タイムが、より特別なものになりそうです。

mii☆samaさんの作品
mii☆samaさんの作品

心に残る至福のひととき

 「DOKIDOKI-TEN おやつLAB」は、単なるハンドメイドイベントを超えた、心豊かな体験の場でした。丁寧に作られた品々、優しい音楽の調べ、そして何より、とりときカフェならではの居心地の良い空間。これらが見事に調和し、大人も子どもも楽しめる贅沢な時間を演出してくれました。

 「DOKIDOKI-TEN」は2025年も今年に引き続き、奇数月にとりときハウスさんで展示予定とのこと。次回の開催を、今から楽しみに待ちたいと思います。

【関連情報】
DOKIDOKI-TEN公式Instagram
DOKIDOKI-TEN ECサイト

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

関口裕美のアバター 関口裕美 ㈱フォートリー 代表取締役

ライター。または広告をはじめとしたクリエイティブ制作事業および採用コンサルティング事業を営む株式会社フォートリー代表取締役。好きな食べ物はイギリス菓子といちごと「爺ヤンのブルーベリー畑」さんの採れ立てブルーベリー。
プライベートは1児の母。結婚を機に府中へ移り住み、季節毎にけやき並木で行われる恒例行事やイベントを家族で楽しんでいる。