【インタビューあり】絵画教室「みんなのアトリエ」で小学生向け美術ワークショップを実施!

白い粘土で作られたウサギのオブジェが、緑色の背景に配置されています。ウサギは桜の木の下でリラックスしており、片手に飲み物、もう片手に食べ物を持っています。周囲には花見をイメージしたような装飾が施されており、春の和やかな雰囲気が感じられる作品です。

2024年12月7日(土)・8日(日)、府中市の絵画教室「みんなのアトリエ」で、小学生向けの特別なワークショップが開催されます。自然素材を使ったアート作品やオリジナル箸作りを通して、楽しみながら創造力や達成感を育めるプログラムです。お子さまの「作る喜び」を引き出すこの体験に、ぜひご参加ください!

イベントの詳細

  • 開催日時:2024年12月7日(土)、8日(日)/各日4回開催(午前2回・午後2回/1回約90分)
  • 開催場所:絵画教室みんなのアトリエ 東京都府中市美好町3-43-35 ※駐車場はありません。
  • 対象:小学生(事前予約制)
  • 定員:各回10名
  • 参加費用:2,500円/回

企画実施内容

木工教室の様子を捉えた写真です。子どもたちがテーブルを囲み、赤い帽子をかぶった指導者の説明を熱心に聞いています。テーブルの上には木材や工具があり、背景には木材が積まれたラックが見えます。子どもたちは興味津々で作業に取り組む様子が伺えます。

🌟 レリーフ(立体絵画)を作ってみよう

紙粘土や木の枝、石、ガラスタイルなど、さまざまな素材を使い、立体的なアート作品を制作します。子どもたちは自由な発想でデザインし、季節感や思い出を詰め込んだA4サイズの作品を完成させます。どの素材を使うか、どんなデザインにするかを考える過程が創造力を育む大切な時間になります。

🌿 ひのき間伐材を使って自分だけの箸を作ろう

地球環境に優しいひのきの間伐材を削り、磨き、自分だけの形に仕上げる箸作り体験です。最後にお名前を焼き入れし、アマニ油でコーティング。完成した箸は、お子さまの日常生活で使える特別な一品になります。

★どちらのワークショップも、参加者にはアートバルーンをプレゼント!

イベントの魅力ポイント

「できた!」という達成感を体験

初めての素材や道具を使い、自分だけの作品を作り上げる体験は、子どもたちに大きな喜びをもたらします。「こんなものが自分にも作れるんだ!」という発見と達成感が自信へとつながります。

家族の思い出作りにも

お子さまが作った箸やレリーフは、日々の生活で使ったり飾ったりできます。「これ、自分で作ったんだよ!」と家族との会話が弾むのも、このワークショップならではの魅力です。

アートバルーンでにっこり

参加した子どもたちには、アートバルーンをプレゼント。カラフルで楽しいバルーンは、お家で飾るのにもぴったりです。楽しい体験の記念として、大切な思い出を持ち帰れます。

独占:「みんなのアトリエ」管理人・福島さんを取材しました!

 今回のイベントを主催する絵画教室「みんなのアトリエ」を経営する福島 啓匡さんに、どのような想いでこうしたイベントを主催しているのか、また、子どもたちにどのような経験をしてほしいとお考えか、取材を通してお考えを伺いました。

福島 啓匡さんから「府中で暮らそう!」を読まれている方へ

 私が90年代に絵画教室で学んでいた頃、当時は小中学生の子ども達も同じ場に混ざりなから、ともに絵を描いていました。

 時は経ち現在、絵画教室みんなのアトリエで活動を続けてきた中で、子ども達の作品に触れた時に思ったことがあります。それは、「90年代の子どもと現在の子供の想像力感覚が違う」ということでした。

 何が違うかといいますと、例えば「自由画」だとしましょう。同じように教室へ通う子どもたちですが、ふたを開けてみると、今の子ども達からは以下のような声があがるのです。

  • 写真画像を持ってこないと描けない
  • 画面いっぱいにかけなくて全部塗りつぶしまで描けない
  • どこから描いていいかわからない
  • 絵の具の混ぜ方が単調になる …etc

 このように、どうも自由な発想力と美術的感覚とがかけ離れてしまっているようでした。

 現代の子ども達の間では美術よりも、漫画・イラストの模写が流行っています。特に、AIによるイラスト分野への興味はかなり強いといえるでしょう。AIは便利ですが、一方で、自分の頭で考える力がなくなってしまうリスクもあります。そういった意味でも、アナログ美術は未来永劫にわたって必要な分野だと思います。

 子ども達に是非とも、ものつくりの体験経験をさせてあげてください。

福島 啓匡さんプロフィール

福島 啓匡 (画家・絵画教室経営者

東京都府中市生まれ
2010年9月から絵画教室「みんなのアトリエ」を運営

■主な公募経歴(2011年以降)
2011年すどう美術館 若き画家たちからのメッセージ展
2013年第25回全国和紙画展入選

2015年第51回神奈川県美術展入選
2015年第25回紙わざ展入選
2016年第26回紙わざ展新生パルプ賞受賞
2018年グループ展出品(GKギャラリー)
2019年ギャラリーgreen&garden 公募展「孵化」に出品
2020年ACT大賞展 入選、アートムーブコンクール 入選

引用:YoshimasaFukushima HP

子どもたちの創造力が花開く特別な時間を!

「みんなのアトリエ」のワークショップは、自然素材を活かしながら、手を動かして作る楽しさを体験できる特別な機会です。親御さんにとっても、お子さまの新たな一面を発見できるかもしれません。人気プログラムのため、ぜひお早めにご予約ください!

参加希望の場合は、専用の申し込みフォームから事前応募が必要です。
希望するワークショップ名を明記し、公式ページの詳細を確認のうえ、ご応募ください。

【応募詳細】
みんなのアトリエ公式ページ│お知らせ│小学生対象ワークショップ企画「レリーフ(立体絵画)を作ってみよう」「ひのき間伐材を使って自分だけの箸を作ろう」

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この記事を書いた人

関口裕美のアバター 関口裕美 ㈱フォートリー 代表取締役

ライター。または広告をはじめとしたクリエイティブ制作事業および採用コンサルティング事業を営む株式会社フォートリー代表取締役。好きな食べ物はイギリス菓子といちごと「爺ヤンのブルーベリー畑」さんの採れ立てブルーベリー。
プライベートは1児の母。結婚を機に府中へ移り住み、季節毎にけやき並木で行われる恒例行事やイベントを家族で楽しんでいる。