
東京都府中市の春を代表する伝統行事「くらやみ祭」が、2025年も5月3日(土)~5月5日(祝・月)を中心に開催されます。会場は府中駅すぐの大國魂神社とその周辺。都指定無形民俗文化財にも指定されているこのお祭りは、神輿渡御をはじめ、大太鼓や山車の巡行、競馬式、子ども神輿、萬燈大会など、日替わりで多彩な催しが行われ、まち全体が熱気に包まれます。
例年多くの人でにぎわう人気イベントのため、交通規制や臨時施設の情報も要チェック!昼も夜も楽しめる「くらやみ祭」で、春の思い出をつくりませんか?
イベント詳細情報
- イベント名:大國魂神社例大祭「くらやみ祭」
- 開催期間:2025年4月30日(水)~5月6日(火)
- 主な会場:大國魂神社および府中駅〜府中本町駅周辺
- アクセス:
- 京王線「府中駅」南口すぐ
- JR南武線/武蔵野線「府中本町駅」より徒歩約5分 - 参加費:観覧無料(飲食・物販・一部体験は有料)
- 申し込み方法:不要(自由観覧)
- 主催:大國魂神社
▼関連情報
- 臨時駐輪場:市役所北側(5月3〜5日 10:00〜22:00)※台数制限あり
- 仮設トイレ設置:5月3〜5日、大國魂神社境内
- 交通規制:5月3〜6日、詳細は交通規制図参照
- 通行制限:5月5日(17:00~20:00頃)東西鳥居の通行不可
- 臨時案内所:フォーリス前(5月3〜5日 10:00〜20:00)
日付別のイベント内容
5月3日(祝)
- 囃子の競演(18:30〜 けやき並木通り)
10台の山車が並び、各町の囃子が一斉に響き合う幻想的な夜。 - 競馬式(こまくらべ)(20:00〜 旧甲州街道)
御神馬4頭が「府中市役所前」交差点と交番の間を3往復し、伝統の儀式を披露。
5月4日(祝)
- 子ども神輿連合渡御(12:00〜 大鳥居前)
市内約20町会の子ども神輿が元気に練り歩く、かわいらしい見どころ。 - 萬燈大会(12:30〜 大鳥居前)
青年会による萬燈披露。作り手の技と力を競い合う、熱気あるイベント。 - 太鼓の響宴(17:00〜 大鳥居前)
日本最大級の大太鼓が揃い、力強い打音が街に響き渡る。 - 山車行列(18:00〜 旧甲州街道・けやき並木)
22台の山車が提灯を灯して巡行し、夜の府中を幻想的に彩る。
5月5日(祝)
- 道清めの儀(12:30〜 旧甲州街道ほか)
神輿渡御の通り道を神職が清める、厳かな神事。 - 太鼓送り込み(14:30〜 神社)
各町の大太鼓が神社へ集結し、随身門内・拝殿前で打ち鳴らされる。 - 神輿渡御(おいで)(18:00〜)
6張りの大太鼓が打ち鳴らされる中、8基の神輿が御旅所まで勇壮に渡御。
白丁姿の担ぎ手たちの熱気と太鼓の鼓動が夜のまちを震わせます。
5月6日(休)
- 神輿還御(かんぎょ)(4:00〜)
各神輿が御旅所を出発し、町内を巡った後、大國魂神社に還御。
神社周辺には7:00頃、拝殿前には7:30頃に到着予定。
昼も夜も、まち全体が舞台になる一週間!
くらやみ祭は、大國魂神社の境内だけで完結しない、まち全体が一体となるスケールの大きなお祭り。昼は子ども神輿や萬燈、夜は囃子の響きと提灯の灯りが幻想的な空気を生み出します。
家族で、友人と、カップルで、それぞれの楽しみ方ができる「くらやみ祭」。
ゴールデンウィークのお出かけ先に、ぜひ府中の“熱い春”を加えてみてはいかがでしょうか?